ペアリングセット方法
埋め込みマットをケースに5〜10cm程まで入れ、その上に産卵木を置いて、終了です。後はゼリーとクワガタを入れるだけです。もうこれでおしまいです。埋め込みマットと言いつつ、産卵木は埋め込みません。今までの経験上埋め込んでも外に出されてしまうケースがほとんどです。どうせすぐに出されてしまうのだから、初めから埋めません。産卵木はしっかり皮を剥きます。剥かなくても問題ありませんが、幼虫は皮を食べません。皮もバリバリ食べそうな気がしますが、人間がミカンの皮を食べないように、幼虫も中の美味しいところしか食べません。(皮にはアクがある為、食べないらしいです。また、後々埋め込みマットを再利用するときに残った皮が邪魔になります。)またマットはあまり加水しない方が良いです。すでに産卵木がかなり水を吸っているので、さらにマットを加水するとケースの中がベチョベチョになってしまう場合があります。乾き目のマットを入れれば、水分を吸ってくれるので、ちょうどよい塩梅になります。なお、ゼリーは多めに入れておきましょう。ペアリング時の♀メスは非常に食欲大勢です。足りなくなると幼虫を食べてしまったり、場合によっては♂オスを食べてしまうので注意しましょう。
ペアリングについて
ペアリングの方法はいろいろあるようですが、私はケースの中に♂オスと♀メス入れるだけです。小さいケースに入れて人が見ている前で無理やり交尾させるハンドペアリングや小さいケースで1,2週間一緒にする方法などありますが、非常に面倒ですし、確実な方法ではありません。ペアリングケースに入れて置けば勝手にやってます。あまり心配する必要はないと思います。1〜3週間の間、放っておけばいいのです。その方が逆に確実なような気がします。またハンドペアリングでは交尾の回数が少なく、あまりたくさん産まないという話もあります。私も初めのうちは交尾しているかどうかいつも心配でケースを覗いていましたが、交尾しているところに遭遇することはあまりありませんでした。でも、ちゃんと産んでました。おそらく深夜の時間帯に交尾しているケースが多いと思います。
割出しのタイミング
ペアリングセットを開始して、2〜4週間程で♂オスを取り出して、♀メスだけにします。産卵に集中させる為です。もうこの頃になれば充分交尾はしているはずです。♀メスだけにしてさらに2,3週間放置したら、♀も別のケースに移します。あまり長い間♀を入れておくと幼虫を食べてしまう場合がありますので注意が必要です。さらに1、2週間したら、材を割出します。一番オオクワ飼育をやっていて楽しい瞬間ですね〜。ここで問題なのが割出しの時期です。大体セットしてから1ヵ月半〜2ヶ月後が良いのではないかと思います。早すぎると卵で出てきてしまいます。卵で取り出した場合、無事孵化できなくなる可能性が高まります。一方で遅すぎると3令まで育ってしまいます。安全に取り出すことはできますが、その後菌糸瓶に入れても大きくなりません。1令の中期〜2令初期の段階で割出すのがベストですが、そのためには、ペアリングセット後1ヶ月半〜2ヶ月経ってからがちょうど良い時期だと思います。割出しの際は、力加減に注意しましょう!幼虫を潰してしまいます。私は毎回1匹か2匹は潰してしまいます。すまん、、お悔やみ申し上げます、、。
割出し後、、、
以上の方法で、産卵木一本につき10匹ぐらいの幼虫が取れます。1本につき10匹ですから、3本入れると30匹になります。30匹もの幼虫を飼うとなると結構大変です。その後の幼虫の飼育を考えて、産卵木を入れる本数を決めましょう。まあ取れる幼虫の数は産卵木の質によってかなり上下がありますので、やはり高価な人工カワラ材を使うのが無難です。割出しの後の産卵木や埋め込みマットはすぐに捨てずに、また同じケースの中に入れておきます。2,3週間後に確認すると結構幼虫が出てきます。割出しの最中に見つからなかった卵や幼虫がいるのです。割出し後のケースから幼虫が出てくると結構嬉しいです。よく生き延びていたな〜、おまえっ!て感じです。
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