オオクワガタ。ほぼ日本全土(北海道南部〜九州)のクヌギやコナラ、ブナな
どの広葉樹に生息しています。その名の通り大きいクワガタで、野外において
はオスは大きいもので70mmぐらいまで成長します。近年のクワガタマニア達の
熱心な研究により、人為的で特殊な飼育環境下では80mmを超えるものも出現し
ています。
子供から大人まで非常に人気の高いクワガタですが、個体数が少なく、野外
での生息実態があまり知られておりません。そのため採集するのは、至難の業
の為、マニアの間では非常に高額な価格で取引されておりました。一時は、80
mmを超えるオオクワガタに1000万円の値段がついたこともあり、「黒いダイヤ
」などと呼ばれていましたが、飼育技術の向上により、繁殖が容易になったこ
とから、近年では値段も下がり、70mmのオオクワガタは、5,000円ぐらいで売
られております。それでもなお、一般の人たちからすれば高額な虫に違いありません。
また、近年では海外のオオクワガタも輸入されています。このページでも紹介
しているホペイオオクワガタ(Dorcus curvidens hopei)は、中国から輸入さ
れたオオクワガタです。日本のオオクワガタに似ていますが、大アゴの内歯が
より前方を向き、形が美しいことからマニアの間では非常に人気があります。
また、日本のオオクワガタとは一種変わったアンタエウスオオクワガタ(Dorcus
antaeus)という種類も海外には生息しております。こちらはマレー半島から、
インド東北部にかけて広く分布しています。日本のオオクワガタを一回り大き
くしたようなクワガタで、最大90mm程まで成長します。日本のクワガタにはあ
りえない大きさがあり、形も美しいためこちらも非常に人気があります。その他
これらの地域では、グランデスオオクワガタ・クルビデンス・シェンクリング・
パリーオオクワガタなどの種が生息しています。
飼育方法に関しては、国内産・外国産を問わず、比較的簡単で、2,3年の寿命
があります。繁殖に関しては、ある程度技術が必要となりますが、マニュアル
通り行えば、初心者の方でも繁殖可能です。
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